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「猿橋について」
猿橋は、岩国の錦帯橋、木曽の桟橋とともに日本三奇橋のひとつとされています。何が奇橋なのかといえば、橋脚を使っていない珍しい肘木けた式橋であることです。長さ31m、幅5.5mのさして大きくない木橋ですが谷が31mと深く、橋脚がたてられないため、両岸から4層にせり出したはね木を設け、それを支点として木のけたを掛け渡しています。創建の時代は不明ですが、安永6年(1777年)の文書に記事があり、200年以上前からすでに現在の形で存在していたと見られています。
伝説によれば、奈良時代、百済の造園し芝耆麻呂が桂川渓谷の野猿が藤づるを利用して対岸に往来する谷渡りにヒントを得て設計架橋したという話もあります。
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